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海外では早漏防止薬として認可されているダポキセチン

2019年12月12日
薬と花

ダポキセチンは、日本ではあまり聞きなれない名前ですが、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)とよばれる医薬品の成分の一種です。
この選択的セロトニン再取り込み阻害薬というのは、脳内でさまざまな情報をやりとりする際に用いられている神経伝達物質のセロトニンが、役目を終えて神経細胞に取り込まれ回収されるのを阻害するはたらきをもっています。

実は、人間は精神的なストレスが長く続くと、脳内のセロトニンなどの物質の量が減少してしまうことがわかっており、選択的セロトニン再取り込み阻害薬を投与することによって、脳内のセロトニンの量を増やしてあげれば、うつ病の治療に効果があるのではないかと考えられています。
このため、ダポキセチンは、はじめはうつ病を治療するために使用されていたのですが、そうした患者のなかから、これを服用すると射精が遅れるという事実が確認されたため、その後の研究開発によって、早漏治療薬としての方針転換が図られました。

現在、このダポキセチンは、フィンランド、スウェーデン、オーストリア、ドイツ、イタリアなどのヨーロッパの国々で早漏治療薬として認可されており、性行為の前に飲めばよいだけの画期的な治療薬として支持を集めています。
日本ではいまのところ厚生労働省からの医薬品としての承認が得られていないため、入手してその効果を実感するためには、おもに個人輸入として海外の業者から通販で購入するなどの変則的な手段となってしまいます。
このダポキセチンは、性行為をはじめる1時間以上前に服用するのがよいとされており、服用後1時間で成分が体内にいきわたって血中の濃度が最高になり、その後ゆるやかに効果が減少します。

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